ネットニュースやSNSから絶えず情報が流れ込んでくる日々……。
必要以上のネット情報をインプットしすぎて心身ともに疲れを感じていませんか?
そんな時はスマホやタブレット、パソコンなどのデジタル機器からすこし離れてリラックスできる時間を確保しましょう。
日常生活に支障がでないようスマホの電源を切らずに行える、ゆるーく簡単にはじめられる「デジタルデトックス」のヒントをご紹介します。
ネット情報に疲れ気味な方の参考になれたら幸いです。
デジタルデトックスとは?
「デジタルデトックス」とは、一定期間スマホやパソコンなどのデジタル機器に触れず、インターネット上の情報から距離を置いて心身をリラックスさせることです。
現実的にデジタル機器を完全に手放すことは難しいので、ネットに触れる時間を極力減らしつつ、それ以外の物事に目を向ける時間を増やす目的で行なったりもします。
デジタルデトックスの必要性とメリット
「デジタルデトックス」によりデジタル機器から目を離したり心身を休ませることができれば、体調不良につながるストレスや不安を軽減したり、環境や周囲の人の変化に気づくことができ、より健康的で穏やかな時間を過ごすことができます。
ゆるーく簡単な「デジタルデトックス」のやり方
リラックスするための制限なのに、いきなりガチガチなルールを自分に課してしまうと新たなストレスになりかねません。
「デジタルデトックス」中に重大な支障がないか、実際に自分がどう感じるかを確認するため、毎日30分や1時間など、無理のない短時間から試してみるのがおすすめです。
しんどくならない、自分にあった方法を見つけてくださいね
寝る前や寝起きにスマホ操作をしない
ある企業の調査によると、ほとんどの人が習慣的に「寝る前スマホ」そして寝起きの「だらだらスマホ」をしてしまっているそうです。
特に目的はないのに、布団に入った状態で「なんとなく」ネットニュースやSNSを見始めたらいつの間にか1時間も経ってた!ってこと、私もよくありました。
お腹空いてるわけじゃないのに、そこにお菓子があるから食べちゃう状態。ダメです。
「寝る前スマホ」は睡眠の質の低下、眼精疲労や肩こり、疲労感につながるのでやめましょう。
「30分早く寝た気分」でスマホを伏せてしまいましょう
スマホの「通知」をオフにする
SNSやアプリのプッシュ通知をオフにしておくと、気が散らずに仕事や勉強・家事に集中できます。
スマホ自体の電源は切らないので、緊急の連絡があっても大丈夫です。
スマートウォッチを活用する
「デジタルデトックス」と言いながらデジタル機器をおすすめするのも矛盾に思われるかもですが、スマホを開かないためにはスマートウォッチがとても役立ちます。
一番助かるのは腕にチラッと視線を向けるだけでLINEなどのテキストメッセージをざっくり確認できること。
メッセージの差出人と数十文字のテキストが表示されるので、すぐに返信が必要なメッセージ以外は割り切ってスルーしておけます。
(アプリを開かないので既読にもなりません)
デジタル機器不要の楽しみをみつける
デジタルデトックスをストレスなく成功させるコツは、ネットの中ではなく現実の世界に楽しみを見出すことです。
紙媒体での読書やスポーツ、散歩など、デジタル機器を使用せずに楽しめることに時間を割り当てましょう。
図書館まで歩いて、滞在中はスマホに触らないのも良いかもしれません。
また、友人や家族と一緒に過ごす時間を増やし、メッセージアプリを介さないコミュニケーションをとるのも良い時間です。
最近は電子書籍のマンガばかり買っていたのですが、久々に紙の書籍で西加奈子さんの「くもをさがす」を購入して読んでいます
スマホの契約プランを見直す
デジタルデトックスを始めるためのきっかけや簡単で手頃な方法として、スマホの契約プラン見直しもおすすめです。
通勤通学中など「移動中のスマホを我慢する」だけでも通信データ量を減らせます。
月額基本料金がおトクな格安SIMを利用すれば月々の通信費をぐんと抑えることができ、あえて通信データ量が少ないプランに変更することで、だらだらと無目的にネットを見る時間を減らすこともできます。
モバイル通信のデータ上限を少なくしても安全なWi-Fiが使える場所はたくさんあるので、それほど不便はなくネットの利用にメリハリをつけることができます。
私は自宅と実家、勤務先でWi-Fiが使えるのでワイモバイルの「シンプルS」プランを契約中。
オプションを付けつつ割引もありで毎月の携帯代は2000円ほどにおさまっています。
どうしてもスマホを手放せない場合は表示情報量を減らす
スマホを見てしまうクセが抜けず無意識にネットニュースやSNSを開いてしまった時、もう開いてしまったものは仕方ありません。
なのでその時は「スクロールしない」「アクションをしない」ことを心がけましょう。
「表示一回あたりスクロールは2回まで」「続きを見るボタンは押さない」など、時間ではなく範囲を狭めることで情報摂取量を制限するのもひとつの手です。
旅行ついでにデジタルデトックスが体験できるプランもあります
ここまでは日常生活で行える方法を紹介しましたが、非日常の旅行ついでにネット情報を遮断するという方法もあります。
「Wi-Fi&モバイル通信の電波が使えない」という難易度の高い宿、「夜間に停電する」「チェックイン時に専用ボックスでスマホを預かる」など、デジタルデトックス体験ができる宿泊プランもありますので、興味をもたれた方は検討してみてください。
ブログ運営とデジタルデトックスの両立(私の場合)
本業でパソコンに向かい、職場や実家に向かう電車でスマホを触り、自宅で過ごせる夜間や週末にどっぷりブログの作業、わずかな空き時間や寝る前にもやっぱりスマホ……画面に向き合う時間が増えすぎました。
自分にとって刺激が強すぎる情報が流れ込んできたり、暮らしの中で「気づけなかった」「いろんなことが雑になった」という反省もあったりで「心身が重く感じはじめた」ことが私自身の「デジタルデトックス」を意識したきっかけです。
ブログの運営はもちろん続けますし、できるだけ多くの方にブログを読んでもらいたい、より役立つ記事を書けるようになりたいと願ってはいますが、そのためのノウハウに溺れたり義務感から疲弊することまでは望んでいません。
「自分の理想とする暮らし」を再考したうえで、心身の健康や身近な人とのコミュニケーションを大切にしながら発信を続けたいと思っています。
新たなストレスにならないよう、ゆるーく試してみませんか
スマホやパソコンなどのデジタル機器、ネットの情報は私たちの生活に欠かせないものとなっていますが、画面と向き合う時間が長すぎたり情報をインプットしすぎるとストレスや疲労、不眠症などを引き起こす可能性もあります。
そんな健康問題を予防したり、生活リズムを改善するためにおすすめの「デジタルデトックス」を紹介しました。
この記事で紹介した方法は「簡単でゆるめ」でありつつ、私にとっては効果的なものですが、ぜひ「自分にとって最適な方法」を探してみてくださいね。
デジタル機器やネットの情報との向き合い方を再考し、自分のペースを守りながら心豊かな時間を過ごしましょう。
情報の摂取量も「脳八分目」くらいでよいのかも
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